おはようございます。
先週、1月の事故のムチ打ちが長引いている件で知人の弁護士に相談しに行ったのですが、彼も3年前から中小企業診断士を目指してます。結果的に今も合格はしてない状況です。
1次試験は余裕のストレート。2次が合格しないとのことでした。弁護士が苦戦する点を考慮すると中小企業診断士の2次試験についてはやはりなにかしらの「コツ」が重要なのかなぁと感じました。
私の勝手な解釈ですが、合格した同僚たちは口をそろえて「文章に対して素直に書いた」、「財務会計だけはやり続けた」という回答でした。ぶっちゃけ、○○分析などのフレームワークなどは使用してない模様。
なんとも言えませんが、私も含めてもしかしてやり続けて落ちている人は「実務知識が邪魔して書きすぎてる」のかもしてないのかも。要はそこまでの回答は採点側からすると「想像」と捕らえられている可能性があるということかもしれません。模範解答内容がTACよりになる人は落ちてるような気もするし・・・うーん。なんか葛藤ですね。地方には診断士の塾がないから、誰か教えてくれ。笑。
1.エーベルの3次元枠組
①顧客(だれに)②機能(何を)③技術(どのように)を検討します。
■顧客(だれに)■機能(何を)
ア.セグメンテーション
イ.ターゲティング
ウ.ポジショニング
※ここは昨日の下りから一緒にしました。
■技術(どのように)・その1
本日は「エーベル3次元枠組」の最後の「技術(どのように)」について考察していきます。
今までの箇所はざっくりいうと「相手側の特徴」を分析したという点と考えます。
最後のこの箇所は「自社の経営資源」に目を向けるという点と考えます。
相手に対して提供するサービスが必中する必要がある。しかし、そこには足りない経営資源がある(課題)。だから、今回はこの補助事業を活用して、新たな強みを手に入れる。(事業ドメインによる構築)
そのことで結果的に事業全体のあるべき姿に導くための課題を解決し、会社の将来の展望として、目標となる企業像へ向かう。(企業ドメインの拡大・ポートフォリオの強化)
私の中の考察で迷子にならないように、今度手掛ける事業を基に少し復習します。
(1)パターン1:そば屋(飲食店)
①企業ドメイン上の将来像と課題
■完全手作りのそば屋の会社組織化・フランチャイズ化(将来像)
■社長が指導者として余力を生む必要がある(課題)
※余力とはヒト、モノ、カネ、ジョウホウについて全ての分身を作ることで社長が作業部分の一員ではなく戦略部分を担う余力を生む必要がある。
■中長期計画:3年~10年
②事業ドメイン上の展開による課題解決
■余力を生むために、コロナ時代にも安定した収益を得る必要がある。
⇒焼酎造りという新たな事業(小売業)を展開し、インターネットで販路を拡大することで安定した収益に繋げる。
⇒そのために必要な機械やホームページ作成等の具体的な課題がある。
⇒これらを解決することで経営資源の拡大につなげる(補助事業)。
■短期計画:1年~5年
※計画の長短はケースによる。
③企業ドメインへフィードバックし将来の展望について検討する。
■会社の根本的な課題を少しでも解決する策であり、どの程度将来像へちかずけたのかを検討する。
(2)パターン2:整骨院(サービス業)
①企業ドメイン上の将来像と課題
■地域に根差した心身ケアのトータルコーディネーター(将来像)
■サービスの充実化を図る必要がある(課題)
※ここはより抽象的なイメージですが、業界全体の一般的な課題を引っ張って来てもいいと思います。
■中長期計画:3年~10年
②事業ドメイン上の展開による課題解決
■サービスの充実化のために、新たなターゲットを取り込むビジネス展開が必要。
⇒フィットネスクラブ(新たな事業)を展開し、事業の拡大へ。
⇒そのために必要な機械やホームページ作成等の具体的な課題がある。
⇒これらを解決することで経営資源の拡大につなげる(補助事業)。
■短期計画:1年~5年
※計画の長短はケースによる。
③企業ドメインへフィードバックし将来の展望について検討する。
■会社の根本的な課題を少しでも解決する策であり、どの程度将来像へちかずけたのかを検討する。
(いっしょ)
長くなりましたが、この技術(どのように)のポイントはあくまでも「事業全体の経営資源の拡大に対する一貫性」が重要だと、私は考えています。
今日は私も迷子にならないように、一旦復習という感じになりました。次回は具体的な内容を考察します。
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