1.セバスの日常
皆さん、おはようございます!今日は「中小企業診断士養成課程」に行けるかどうかの「審判の日」です。要は県が予算を付けてくれていれば、9月末開始か来年3月末の開始で申し込みができます。
毎年、経営革新出してる、経営支援プログラム出してる、その他事業計画も20件から30件作っている(笑)
お願い
お願い
おねが~い
(●´ω`●)
(●´ω`●)
いろいろな資格の勉強を初めて約10年。中小企業診断士養成課程の中身をライブで皆にもお話ししたい。チャンスください!ドキドキです。
結果速報は夕方、ツイッターでします。
2.事例研究①:老舗菓子製造メーカー(グループワーク事例)
(1)相談内容:売上減少を改善するだけでなく、「経営革新に繋がるアイディア」を基に売上改善策を提案してくれないか?
(2)グループワークでの提案事例
ア.方向性:新たな商品開発
①白玉粉で製造する焼き立てパンの製造及び販売
②白玉粉を活用した美容商品の開発及び販売
イ.チームでの検討
①の検討
後継者が以前仕掛けたという実績があり、ノウハウの蓄積があるものの、メニューをみたところ「普通のパン」を白玉粉で製造しているように感じたため、付加価値が明確に示されていない課題に注目。改良をして提供をしていくことで現実的な結果が得られるのではないか?
②の検討
白玉粉の成分を分析し、業態を変更した商品提供ができないか?時間がかかるものの、経営革新につながり、化粧品としての需要であれば、高付加価値を付けた商品として、新たな事業基盤の育成になるのではないか?
ウ.今回の方向性
現実的であり、効果が比較的すぐに得られるであろう①については、おそらく実務上では提案するだろうが、今回はグループワークのテーマであるので、②の現在のリソースを活用した新たな事業基盤作成のチャレンジで全員納得した。
(3)フレームワーク
ア.SWOT分析
ここは前回まとめた内容をご確認ください。ちなみにですが、中小企業診断士の企業経営理論ではTACの教材でも1ページ程度しか記載がありませんが、環境分析の基本になります。
(ア)強み
◆安心・安全の国産商品
◆専門性の高い商品を提供
◆自社工場を有している
◆老舗であり、認知度が高い
◆独自の販売チャネルを有している
◆販売拠点に観光客が集まる場所がある
(イ)弱み
◆白玉粉原価は小麦粉の10倍
◆日常食ではない
例:白玉粉パンを提供しているが利益を圧迫している。
◆長年の白玉粉研究成果が出ていない。
例:独自にレシピ本を展開しているが売上にあまり貢献していない。
(ウ)機会
◆健康志向
◆和菓子は体に良い成分が多い
◆女性の社会進出
◆土産品としてのニーズがある
◆外国人観光客の増加
(エ)脅威
◆原材料の高騰
◆若年層の白玉に対する興味が薄い
◆CVS、SM等での低価格商品販売
◆HACCAP、トレーサビリティなどの社会的な法規制強化
イ.クロスWOT(今回使用したフレームワーク)
ここの論点は、1次試験では見当たりませんがこのクロスSWOTは一度試してみるとおもしろいかもです。2次試験の論理的思考組み立てのヒントになるかもです。
ポイント:実務では「SO戦略」である「強み」×「機会」である積極的攻勢が一番効率が良いため、計画書を書くときはこれらを全て書くことはありません。特に審査員の話だと、1人で何百件とみるそうなので、分析詳細をして入れたとしても見ないそうなので、分析をする前段はとりつつも、「今回使うもののみ」計画書には記載する方がベターのようです。最近では「5枚以内」とか「10枚以内」という指定があることには審査をよりスムーズにするための配慮がありますので、気を付ける必要があります。自分に陶酔した文章は見られません(笑)
健康と美を意識する女性(外国人を含める)に専門性の高い商品を提供
(イ)ST(強み×脅威)=差別化戦略
安心・安全の商品を若年層にも浸透するマーケティングを実施する
(ウ)WO(弱み×機会)=弱点強化
商品を「食」ではなく「美」に注目する販促を実施する
(エ)WT(弱み×脅威)=防衛策
低価格競争ではなく高級志向の顧客をターゲットに置く
以上、今日はここまでです。皆さんはどのような提案になったでしょうか?
(シンキングタイム)
皆さんはどんな
組み立てになりますか?
(ア)SO(強み×機会)=積極的攻勢皆さんはどんな
組み立てになりますか?
健康と美を意識する女性(外国人を含める)に専門性の高い商品を提供
(イ)ST(強み×脅威)=差別化戦略
安心・安全の商品を若年層にも浸透するマーケティングを実施する
(ウ)WO(弱み×機会)=弱点強化
商品を「食」ではなく「美」に注目する販促を実施する
(エ)WT(弱み×脅威)=防衛策
低価格競争ではなく高級志向の顧客をターゲットに置く
以上、今日はここまでです。皆さんはどのような提案になったでしょうか?
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