適当に森の中でしたらダメだよね<(_ _*)>行きたい行きたい。
ということで、今日は新人教育の時の次のステップ、①~③までについて、まとめです。
ちなみに経営者ではなくサラリーマンの方もいると思うので個人の場合の「自業計画」の視点も加味します。
1.事業概要
企業名・事業内容・創業時期・所在地・従業員数・代表者などを記載
■個人で当てはめる
あなたの働いている会社は?何をしていますか?いつから?どこの企業ですか?規模はどんな企業?あなたはどんな部署のどんな立場?などなど。あなたの自己紹介です。
2.経営理念
事業の目標や目的は何か?売上目標、利益目標は?どんな未来のあるべき姿をイメージしているのか?
■個人で当てはめる
あなたの譲れないものは?10年後の自分はどうなっていたい?
3.外部環境分析
①社会全体の流れ
業界分析・消費者ニーズ分析・商品、サービスのトレンド
※なお、業種別審査辞典などは優秀なツールですが現代は非常に流動的ですので2~3年前のトレンドは古くなっている可能性があります。特に「新型コロナウィルスの影響」によってトレンドは全く変化しているので業界新聞等の直近の状況を調べる必要があります。ちなみに、それぞれの業界には協会や組合が存在します。中小企業診断士も協会があるように、その業種には団体がある可能性があるので☑してみてはいかがでしょうか?たぶん、中央会の経営指導員とかはマクロ的な観点をもってるかもですね。
■個人であてはめる
あなたの属する業界の特徴は?もしくは、あなたが目指す業界の特徴は?
②商圏分析
これは自社がある場所もしくは棲み分けをしている領域での競合状況等の分析です。ネット情報等では調査しずらいので、場合によっては時間がかかる可能性があります。
■個人であてはめる
あなた自身の環境は?目的を達成できる環境なのか?他人と比べて時間的空間的な縛りはないか?などなど。
3.内部資源
自社の強みは?自社の弱みは?経営資源の観点で掘り下げる+時代が求めている政策的な観点で掘り下げる。
■個人であてはめる
あなたはどんな強みがありますか?逆に不得意なことは?そもそも自分が培ってきた経験に即した、時代が求める能力なのか?などなど。
4.ここまでのまとめ
今回の事業に
補助金の事業計画書に落とし込むときは、詳細を立てた事業計画書から、その時に実施する内容に関係するもののみを抽出します。最近は枚数制限がある場合が多いので【SWOT分析のまとめ】で表現すると枚数がぐっと減るうえに審査側としてわかりやすいですよ。
「会社事業計画」のあって、「新規事業用の会社事業計画」を作成するイメージです。私も当初新人の時はこれが混ざっていたので、その事業に関係のない内容まで書いていました。
※ただし、内容は削除する必要はありません。あくまで審査員側が短時間で理解するために関係のある箇所のみ表現するという意味。
昔は枚数制限ありませんでした。ただし、2~3年前くらいから枚数制限が課されるようになりました。ちなみに私が初めて「ものづくり補助金」を手掛けたときフルマックスの30枚。笑。次回から枚数制限がでるようになりました。ただし、書いていけない訳ではないので、書いた中であとでその事業に関係するところのみを抽出してくださいね。マジでもったいないから。
専門家は「長すぎる」といいますが、それはあくまで「審査側の計画書」です。審査員は何百枚と見ますので、相手側の気持ちになることも重要なポイントです。
それでは、また来週でーす(^^♪
断士試験の
要は商工会や商工会議所の経営指導員にも「コンサルティング能力が肝」になってきています。
それまでは運営や地域振興、その他税務、労務などが中心だったのですが、最近求められるのはマネジメント能力。
ただそこに競争原理がなく、誰に対しても平等で無料です。
私が転職したのが平成27年なので、まさしく求められる方針が変わった時。逆にいうなら、商工会、商工会議所の経営指導員のベテランでもここの策定能力については最近の話です。
あとは中小企業診断士等の専門家の先生たちに求めているレベルも上昇している点が挙げられます。私が専門家を呼ぶときは以下の点を気にします。
今は経営指導員のレベルも上昇してきています。無料で頼める商工会はある意味ではコンサルタントの競合かもしれません。より機能的な分野まで踏み込んだ知識をもつ必要がありますよね。
ちなみに私は社会保険関係の知識がなく(興味もない)ため、社会保険労務士の先生は年間でもかなり呼びます。中小企業診断士で社会保険労務士は呼びます。しかも、前職が人事担当なら最高です。組織論についても詳しい。商工会では組織論は学べない可能性が高いので。